ポンコツ漫画:ポンコツ中年同士のカップルについて① 過去(シリーズもの)

少し前の話や…

地元の、昔ながらのちょっとボロめの居酒屋(今は閉店済み)。
カウンターがやたら明るくて、テーブルはちょっとベタついてて、
けど、あの頃のワイには妙に希望の匂いがしてたのを思い出す。

今はポンコツ完全体になりかかっとるけど、数年前まではちゃんとしとったんや(多分)。

今よりは、ちゃんと働いとった。
今よりは、未来を信じとった。
「このままいけば、なんとかなるやろ」って、本気で思えてた。

上の漫画にでとる彼女のアパートは、ワイの実家からも近くてな。
半同棲、いうやつや。
鍵をポケットに入れてるだけで、
人生が一段進んだ気がしてた。

「ワイもとうとう所帯持ちか…」

なんて。

けど、あっけなかった。

一緒におる時間が増えるほど、
見えんでよかったもんまで見えてもうたんかもしれん。
余裕のなさとか、将来への温度差とか、
言葉にせんまま溜めた小さな不満とか。

なんでああなったんやろな。

後先のこと考えんかったからか。
本気やったからか。
それとも、ただ相性が悪かっただけか。

今でも、ときどき考える。

願わくば、もう一回、
あんなふうに「これからや」って思える瞬間が
転がり込んでこんやろか、って。

けど現実は、
チェーン店の居酒屋にはたまに行っても、
客同士が自然にしゃべり出すような、
ああいう“余白”のある店には行かん(金銭的にも行かれへん)。

あの時はまだ、フルタイムで働いとったから、余裕があったんや。

今は…財布の中身が、
ロマンよりも現実を優先させる。

せやけどな、
あの時のことは何度も思い出す。

あの安居酒屋のカウンターみたいな場所で、
人生がちょっとだけ動き出す瞬間、
あらへんかな…

話が情緒に飛び過ぎたけど、

このシリーズでは「ポンコツ中年同士の付き合い方」について考察していくわ。

※注意書き1

このシリーズ、あくまでワイの考えを述べたもんや。
しかも、だいぶこじらせた側の人間の視点や。

ワイの妄想とか希望もはいっとるから、むしろ鵜呑みにせんでええ。

ただな、
ポンコツなりに必死に考えた痕跡でもある。

誰かのヒントくらいにはなれたらええなと思っとる。

※注意書き2

ポンコツ同士のカップルでも、
そら相性はあるやろし、理想もある。
価値観のズレとか――

挙げ出したらキリがない。

今回はそれ、全部いったん置いとく。

なぜなら――
ポンコツ同士の場合、
その前にもっと根っこの問題があるからや。

条件を語る前に、
土台が傾いとる可能性がある。

理想を並べる前に、
まず自分が立っとるかどうか。

そこを飛ばして
「価値観ガー」「相性ガー」言うても、
それは設計図の前に地盤沈下しとる状態や。

せやから今回は、
あえて細かい条件論は省く。

ロマンも、理想像も、一旦棚上げ。

まずは、
ポンコツがポンコツのまま
どうやったら爆発せずに済むか。

話はそこからや。

※注意書き3

このシリーズでは「ポンコツ」という言葉がよう出てくる。
今さらなんやけど、自分のことはともかく、相手を「ポンコツ」と呼ぶことに抵抗を感じる人もおるかもしれへんと思て、少しだけ書いとくわ。

自分で「ワイ、ポンコツやわ」と言うんは、自虐まじりの笑いやけど、
自分やない誰かに「ポンコツ」と言うのは、刺さる人には刺さるやろな、とも思うねん。

くれぐれも、誰かを見下したいわけやない。

ここで言う「ポンコツ」は、
完璧でもなく、強くもなく、どこか不器用で、うまくいかへん部分を抱えたまま年を重ねた――
そんな自分も含めた言い方なんや。

キラキラした成功例やなくて、ちょっと情けなくて、でも妙にリアルな関係の話を書きたかった。
せやから、あえてこの言葉を使うんや。

もし引っかかった人がおったら、その感覚は大事にしてほしい。
これは誰かをラベリングするためやなく、弱さごと生きる人の話として読んでもらえたらありがたいわ。

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