はじめに
よく聞く言葉がある。
「努力した人だけが成功する」
「成果を出した人が評価されるのは当然」
正論やと思う。
理屈としては、めちゃくちゃ正しい。
でも、これを裏から読むとこうなる。
「頑張れる才能と環境を持った人だけが、上に行ける社会」
ここまで言うと、ちょっと空気が重くなる。
努力にも“才能格差”がある
努力って、誰でも同じようにできるもんやと思われがちやけど、
実際はだいぶ偏りがある。
- なにかしら能力ある人
- 体力がある人
- メンタルが削れにくい人
- 家庭が安定してる人
- 失敗しても戻れる場所がある人
- とにかく余裕がある人
こういう人は、努力を「継続」できる。
逆に言うと、
それがない人は、
頑張る前に疲れてしまう。
努力できない=怠け者
みたいな空気はあるけど、
実際は努力できる条件を持ってないだけのことも多い。
下手な努力が無意味になる時代
ちょっと前までは、
- 真面目にやる
- 続ける
- 空気を読む
これだけで「普通の生活」には届いた。
今は違う。
- 努力の方向
- 努力の質
- 努力のスピード
これがズレた瞬間、
どれだけ頑張っても評価されへん。
下手な努力は、
報われないどころか、
「やってる感だけ残る」副作用付きや。
これ、精神的に地味にキツい。

ブログ制作とか漫画制作もそうや。
数字が稼げん、応援もされんと、
「やった感」だけが残って、継続が出来んようになる。
成功以前に「普通」が難しい
昔はこうやった。
- 成功する人:一部
- 普通に暮らす人:大多数
- しんどい人:少数
今は、
- 上に行く人:一部
- 普通を維持できる人:減少中
- なんとか食ってる人:増加中
成功するかどうか、の前に
**「落ちへんように踏ん張るゲーム」**になってる。
これ、わりと静かな地獄やと思う。

ワイの好きな格闘技とかみるんもほぼ有料化になった。
王将もマクドもラーメン屋も最近はロクにいってへん。
「牛丼並み」しか外食でくえるもんがない。
静かに静かに地獄に向かってる気がする…
ブラックな話をすると
「頑張れば報われる社会」って、
言い換えると、
報われてない人は、
頑張りが足りないことにできる社会
でもある。
この仕組み、
誰かを責めるのには便利やけど、
救う力はほぼない。
じゃあ、どうすればええんか
たぶん、答えはキラキラしてへん。
✔ 全部を取りに行かない
成功も、成長も、承認も、
全部取りに行くと燃え尽きる。
✔ 頑張れない自分を切り捨てない
今日は頑張れなかった。
それだけで、人生失格扱いせんでええ。
✔ 「普通に生きる」を目標にしてもええ
成功がゴールやなくて、
消耗しきらずに続けることを目標にしてもええ。
✔ 社会に適応しすぎない
適応できる人だけが勝つゲームに、
全力で参加せんでもいい。
途中でベンチに座っても、
ルール違反ではない。
皮肉をひとつ
この社会、
「頑張れる人」には優しい。
でも、
頑張れない日を持ってる人間のほうが、
圧倒的に多数派や。
今の中国、アメリカ見てるとよくわかる。
多数派が息切れする社会は、
たぶん、どこかで無理が出る。
未来は厳しそうやけど
きびしい未来になる可能性は高いと思う。
でもそれは、
- 全員が不幸になる
じゃなくて - 我慢が当たり前になる未来やと思う。
だからこそ、
声高に成功を語らず、
静かに自分の消耗を観察する人間の視点も、
意味があるんちゃうかなと思ってる。
最後に
「どうすればよいのか」の答えは、
たぶんこれや。
壊れない範囲で、やめずにいる。
それだけで、
今の時代では
ちょっとした抵抗になる。

ワイはコツコツ人間にしかつくれん漫画・観察記事を作っていきま。







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