ポンコツ漫画:山盛りコーン2(完結編)

山盛りコーンとポンコツ人生

居酒屋で、
メニューを見て一番安心する文字。
それが山盛りコーンや。

唐揚げでも刺身でもない。
主役になりたい気概ゼロ。
でもなぜか、必ずテーブルにおる。

あれ、
ワイの人生に絶対かかせんもんやねん。


圧倒的にコスパが良い

山盛りコーンは、
だいたい300円前後。

量は多い。
味は想像通り。
裏切らない。

これ、
ポンコツ人生の理想形や。

  • 金はかからん
  • 期待されない
  • でも消えない

高望みせえへん代わりに、
生存率が高い。


場をつないでくれる存在でもある

キツイ飲み会ってあるやん?
地獄みたいな沈黙のときとか、

・仕事の話が終わった
・恋バナも尽きた
・全員スマホ見始める

そのときや。

誰かが箸を伸ばす。
コーンを一粒取る。

——
場が生き返る。

会話はなくてもええ。
「同じものをつついてる」
それだけで、人は孤独を忘れる。

ワイもそうや。
何も言わんでも、
そこにおるだけでええ時間がある。


しょうもない飲み会で、時間を稼げる(調整行動)

正直言うてな。

  • どうでもええ会社の飲み会
  • 会話に参加できてないとき
  • 早く帰りたいけど帰れん空気

こういう時、
山盛りコーンは時間稼ぎ装置や。

  • 一粒ずつ食う
  • 無言で咀嚼
  • たまにマヨネーズ調整

これで30分はいける。

できるかぎりストレスを軽減しながら、やり過ごすことができるんや。


孤独をまぎらわせられる

一人で飲みに行ったとき、
山盛りコーン頼むと
なぜか寂しさが薄れる。

理由は簡単や。

量が多いから。

「ワイ、一人やな…」って思う前に、
「まだコーン残っとるな…」が来る。

ポンコツ人生もこれや。

未来は不安やけど、
今日の時間は、
とりあえず埋まる。


ハトみたいな存在

公園のハト見てて思うんや。

  • 目立たない
  • 賢そうでもない
  • でも、どこにでもいる

山盛りコーンも、
ポンコツも、
ハト枠や。

主役にはならん。
称賛もされん。
でも、
絶滅しにくい。

ハトは知っとる。
生き残るには、
派手さより量やって。


山盛りコーンが教えてくれたこと

人生で大事なんは、

  • 圧倒的な才能
  • 成功

……やなくて、

「今この場を、
どうやってやり過ごすか」

かもしれん。

山盛りコーンは、
未来を変えへん。

でもな、
今を壊さへん。


締め

気づいたら、
テーブルの山盛りコーンは
だいたい最後まで残っとる。

誰も取り切らん。
でも、
誰かが食べとる。

ワイの人生も、
そんな感じでいたいもんや。

主役にはならん。
評価もされん。
でも、

「おらんと困るかもな」

くらいの位置で、
おれらたエエな。

——
ポンコツ人生、
山盛りコーン方式。

なくならんことが、
最大の強みや。

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